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劇場公開映画を中心にレビュー 映画の良さと個人的感想を。

△60 『トゥモローランド』 レトロフューチャー感

希望のある未来を語ろうじゃないか!!

SF愛に満ち溢れた作品。
『トゥモローランド』

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~あらすじ~
NASAのエンジニアを父に持つ、高校生のケイシー・ニュートン(ブリット・ロバートソン)。彼女は、シャトル計画が終了してしまうのを阻止する為、ロボット解体工場に夜な夜な忍び込み、解体工事の邪魔をする工作を行っている。しかし、警察に見つかり逮捕。釈放時に自らの持ち物を回収するも、そこには見たこともないバッチが。そのバッチに触るっている間だけ、未来のような信じられない異世界が目の前に現れる。いったいその世界とは何なのか・・・トゥモローランドとは・・・





☆☆☆☆☆☆(65/100)

以下 レビュー(核心のネタバレなし)


~すべてが可能になる世界~
今作ではケイシーの物語とは別に、男の子のストーリーから始まる。
時代は、1964年のニューヨークの世界博覧会。
そこで開催されていた発明コンテストに男の子が、「誰も作ってくれないから」という理由で、
飛行スーツを持ち込む。

ここでの展開は実際に劇場で触れてほしいが、
ケイシーが目指す事になるトゥモローランドの全貌が冒頭に早々登場する。
とにかく
少しレトロな近未来感がわくわくはんぱない。
一目見ただけで、分かるユートピアな近未来。科学技術の発展の先に夢見ていた世界。

3次元に配置された、建物や道路。
その間を移動する登場人物。

この辺りは『ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル』でも感じたブラッド・バード監督の巧みさ。


~二つの謎~
ケイシーは、手に入れたビンバッチの謎を追ううちに、二人の人物にたどり着く。
一人はは謎の美少女アテナ(ラフィー・キャシディ)。ケイシーはの組織に追われている所、彼女に助けられた。
そしてもう一人はフランク(ジョージ・クルーニー)。アテナ曰く、ケイシーをトゥモローランドに導いてくれる存在だとか。

そしてケイシーは様々な謎を追う事になる。
メインはもちろん、「一体トゥモローランドとは何なのか」
さらに、「何故彼女は追われているのか」「フランクの過去には何があったのか」「何故アテナは私のもとに来たのか」

これらの謎が、終盤まで物語の推進力になっていく。


~SF愛~
この映画は様々なSFへの愛で満ち溢れている。

外せないのは、フランクの家のガジェット感。
007の秘密兵器のような家・・・・
と言えば分ってもらえるだろうか。
とにかく、ここでの家の秘密基地っぷりは楽しくてたまらない。

また、途中で急に加速するターミネーター要素も最高。
あれ・・・要素っていうか、もうほぼターミネーターやん!!

他にも、近未来タウンからも、SFへの愛がひしひしと伝わる。


~希望のある未来~
そして、そんなSF愛の中で特に感じるのが、
「もっと希望のある世界を描こうじゃないか!
ネガティブな世界ばかり映画にしたり、ニュースで取り扱ってると、
本当にそんな世界になってしますぞ。」


この意見には大大大賛成である。
ネガティブな未来ばかり描いていては、ポジティブな未来が訪れるわけがない。
もっともっと科学技術の明るい面のニュースが増えてもよいのでは。


残念・・・~
だからといって、このメッセージを含んだ結末が、映画としてよく出来ているかは甚だ疑問。

上でも書いたが、この映画は色々な疑問を含んで進行する。
そうなるとこの疑問に対するオチを期待するが、いざ分かると、
「・・・へ?どういうこと?」
全然、しっくりこない。伝えたいメッセージは分かるけど・・・・

さらに、上から目線の大オチ。全く共感できずに、ファシズムのようにすら感じる。

希望を持って未来は自分たちの手で創る!
というポジティブなエンディングの筈が、一部の人間が導くべきだという「人間軽視」
のような結末になってしまったことがあまりにも残念。



しかし、このガジェット感、近未来感、SF愛はぜひ劇場で!


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  1. 2015/06/24(水) 01:22:38|
  2. 2015年公開映画
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