『MEG ザ・モンスター』

~あらすじ~
地球で最も深い海とされるマリアナ海溝以上の深海が発見され、探査チームが最新の潜水艇で調査に乗りだす。チームは世紀の発見に沸き立つが、突如巨大な何かの襲撃を受け、動けなくなってしまう。深海レスキューダイバーのジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)が助けに向かうと、200万年前に絶滅したはずの超巨大ザメ、メガロドンが出現する。(シネマトゥデイ引用)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐︎⭐️⭐️(70/100)
以下 レビュー(核心のネタバレなし)
○まずは作品について
推測13~18メートルの巨体で、史上最強・最大の肉食サメとの呼び声が高い 伝説のサメ メガトロン。
化石から150万年前に絶滅したと考えられているのですが、なんと今も生存しているのでは...なんて言われているみたいです。
そんな超巨大サメ メガトロンが生きていた...という設定の元でレスキューダイバーチームとの戦いを描くのが本作『MEG ザ・モンスター』。
監督を務めるのは、『ナショナル・トレジャー』シリーズや『ラスノベガス』のジョン・タートルトーブ。
そして、最大の本作の最大の楽しみなのが、メガトロンと戦うスーパーレスキューダイバー ジョナスを演じるのが、「最強のハゲ」ジェイソン・ステイサムだという点です!
「伝説の超巨大サメ」VS「人類最強のハゲ」
いやーそそられ過ぎる!
○ここから感想(ネタバレなし)
「サメ映画」と聞くと真っ先に思い浮かぶのが、スティーブン・スピルバーグの『ジョーズ』。
以降、沢山のサメ映画が作られて来ましたが、一部の映画(例えば『ディープ・ブルー』)を除いて、一部旨味だけを強調した超b級映画の素材となる事が大半でした。
しかし、本作は王道路線のエンターテイメント映画としての意気込みがビシバシ伝わる作りになっています。
実はモンスター映画をしっかり作ろうよというムーブメントは結構近年の主流で、ユニバース化されてるゴジラなんかもそう。
本作も、現実と地つなぎの世界に感じられるように、しっかり丁寧に作られています。
それでいて、あらゆるサメ映画の良い所取りを、映像的にアップグレードして魅せてくれています。
メガトロンが自発的に襲ってくるシーンはどれもこれも最高。
舞台を移しながらのバトルも嬉しい。
サメ映画好きにとっては、また一つマスターピースが出来たのではないでしょうか?
そして、超巨大サメと対峙するジェイソン・ステイサム。
既に一つのキャラクターとなっているジェイソン・ステイサムだからそこの男の色気がムンムンで、超巨大サメを目の前にしてのステイサムな構図はやっぱりスンバラしかったです。
ただし...
アクションシーンの中での展開のさせ方に難点が。
あまりにも人間の間抜けさ故のピンチが多く、そういうテーストの映画じゃ決してないのにサメ怖ぇぇではなくて「人間って...」となる事の方が多いのが残念。
但し!
気軽に楽しめるエンターテイメント大作として合格点過ぎる映画だし、今後のサメ映画を語る上で外せない一本ではあると思うので、観ておいて損なし!!
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