シネマ・ジャンプストリート

劇場公開映画を中心にレビュー 映画の良さと個人的感想を。

☆7『モキシー ~私たちのムーブメント~』

おかしな事にはおかしいと!

『モキシー ~私たちのムーブメント~』




~あらすじ~
16歳の内気な女子高生・ヴィヴィアン(ハドリー・ロビンソン)は、男子生徒たちの好き勝手な言動にうんざりしているが、反論することもなく目立たぬように過ごしていた。しかし嫌がらせに屈しない転校生(アリシア・パスクアル=ペーニャ)や、反骨精神あふれる青春時代を送った母(エイミー・ポーラー)に影響され、彼女は校内の性差別などを問題提起する冊子「モキシー」を匿名で発行。すると、その反響は彼女の予想を超えて学校中に広がっていく。(シネマトゥデイ引用)


7/10★★★★★☆☆

以下 レビュー(核心のネタバレなし)
Netflixオリジナル作品。ジェニファー・マチューの小説を、『シスターズ』などコメディ畑で活躍する女優エイミー・ポーラー監督で映画化。彼女の監督デビュー作『マインカントリー』につぎ、再びNetflixとのタッグです。
新生ハドリー・ロビンソンが主演を務め、『ブックスマート』などのニコ・ヒラガらが脇を固めます。

既存の枠組みに囚われがちな中、「おかしな事にはおかしいと」声を上げた事がきっかけで、学園内にムーブメントが広がる爽快感に満ちた良作。

本作は、都会から引っ越してきた転校生が、スクールカーストの中で女性が理不尽に搾取され、それが保守的に成り立つ学校に対し、声をあげることにより、主人公が感化され、そして自ら行動に移す中で成長をする物語になっています。まずは声をあげる事での成長、更に自らの行動に責任を持てるようになるまでの成長...周囲を巻き込みながら二段階で成長を踏む構成が、保守的圧迫からの意思のある開放につながり、カタルシスが爆発していきます。

一方で、現代的な学園ヒエラルギーを描く傑作『ブックスマート』後だと、人物造形と対立軸が画一的に見えてしまうのが残念な所です。
ただ、作中で保守的な田舎街だと強調されており、ラストの大団円シーンも多様性に目配せしていたりもするので、作り手も配慮はしているのかなと思われ、ぎりぎり不快にならないようには出来ています。

そんな中、多分観た人全員が全員「良き!」となるのが、主人公が恋に落ちる少年を演じるニコ・ヒラガ。
そう、彼『ブックスマート』でもスノボー少年として出てきてるけれども、今作はガッツリと。しかもスノボーシーンも惜しみなくあります。親しみが持て、なおかつ人を応援できるナイスガイで、最高でした。

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